マクロ経済と金融市場 米中両国は12日、スイス・ジュネーブでの貿易協議で追加関税の大幅引き下げで合意し、暗号資産(仮想通貨)市場を含むグローバル金融市場にとって重要な不確実性の一つが大幅緩和された。
共同声明によると、米国は中国に対する関税率を現行の145%から30%に、中国は米国に対する関税率を125%から10%へとそれぞれ115%引き下げる。両国は14日までにこれらの措置を実施し、90日間の「関税停止期間」を設けて経済・貿易関係について協議を継続する。 ベッセント米財務長官は「どちら側もデカップリング(分断)を望んでいないという点で一致した」と発言。両国は当初設定していた相互関税率3…
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