※本記事は2025年5月30日時点の法令・情報に基づいています。最新情報は国税庁Webサイト等でご確認ください。
MetaMaskで行ったDeFi・NFT取引の利益――
確定申告で迷わないためのポイントと、ZEIbit.AIを使ったスマートな申告手順を徹底解説します。
MetaMaskは、イーサリアムやEVM互換チェーンに対応した代表的なソフトウェアウォレットです。ブラウザ拡張機能やモバイルアプリを通じて、トークンの送受信・DeFiの利用・NFTの管理まで対応。ウォレット自体は取引所ではないものの、スワップやブリッジ、ガス代支払いなどは課税対象となり得ます。
日本では個人が暗号資産の売買・交換で得た利益は雑所得に区分され、年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。MetaMask利用でも、利益が生じた時点で課税義務が発生します。
これらはすべて「譲渡・収入」とみなされ、取得価額と売却価額(または受領価額)の差額で所得を算出します。
2025年にリリースされたZEIbit.AI by GMOは、日本の税制に完全対応した暗号資産損益計算サービスです。イーサリアムやソラナなど主要チェーンに対応し、AIが取引種別を自動判定。誰でも簡単に損益計算レポートを生成できます。
2024年にローンチしたMetaMask Tax Hubは、Crypto Tax Calculatorと提携し、ポートフォリオ画面から直接税務レポート(CSV/PDF)をダウンロード可能。ウォレットを接続するだけで国別レポートも作成できます。
日本語未対応でウォレット取引のみ計算可能です。MetaMask自体にはCSVエクスポート機能がないため、ウォレットアドレスをEtherscan等で検索し、CSV Export
を利用します。日付範囲指定でダウンロードし、表計算ソフトや税務ツールに取り込めます。
所得=売却価額 − 取得価額 − 必要経費(ガス代・手数料)。取得価額は移動平均法または総平均法で計算します。
ガス代は必要経費として控除可能ですが、トランザクションレシート(TxHash)の保存が必須。また、ブリッジやラップ/アンラップも譲渡扱いとなるケースがあるため要注意です。
取引数が多くてExcel作業が大変な方は、ZEIbit.AIにMetaMaskアドレスを連携するだけで、
国内サービスなので、安心。日本円レートも自動取得します。
現在ウォレットUIにはCSV機能がありません。Tax HubかEtherscanのCSV Export
をご利用ください。ZEIbit.AIの利用に必要なのはウォレットアドレスだけ!
義務はありませんが、翌年以降の損益計算のために記録を残すと安心です。
取引に直接要したガス代は必要経費として控除可能の場合があります。税理士にご相談ください。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。詳細は専門家へご相談ください。
以上
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