bitbankの確定申告を完全ガイド──年間取引報告書・取引履歴CSV/APIから損益計算まで

作者: 2025.05.12
3 先月
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※本記事は作成時点の法令・情報に基づいています。最新情報は国税庁Webサイト等でご確認ください。一般的な情報提供を目的としており、個別具体的な税務判断については税理士等の専門家にご相談ください。

bitbankで取引しているんですが、確定申告の準備を始めようと思っています。API連携が便利だと聞いたのですが、APIを繋ぐだけで申告準備は完了するんでしょうか?

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良いご質問ですね!bitbankのAPI連携は非常に便利ですが、実はAPIだけではデータが不足してしまうという、とても重要な注意点があるんです。特に「販売所」での取引履歴はAPIでは取得できません。今日はその注意点をしっかり解説し、CSVファイルの取得方法から、ZEIbit.AIを使って最も効率的に申告準備を終える手順まで、丁寧にご案内しますね。

bitbankで確定申告が必要になる条件

暗号資産(仮想通貨)取引で得た利益は、原則として「雑所得」に分類されます。会社員などの給与所得者の方で、この雑所得が年間で20万円を超えた場合、確定申告が必要です。

この「年間20万円」という基準は、bitbankでの利益だけでなく、他の国内・海外取引所の利益、ウォレットでの取引、ステーキング報酬、エアドロップなど、すべての暗号資産関連の利益を合算して判断します。暗号資産の損失は、給与所得など他の所得と相殺(損益通算)したり、翌年に繰り越したりすることはできないため、その年ごとの所得を正確に計算することが非常に重要です。

bitbankが提供する4種類の税務データ

bitbankでは、確定申告のために複数のデータを提供しています。それぞれの役割を理解し、漏れなく収集しましょう。

bitbankの確定申告用データ一覧
書類・データ名 入手方法 主な用途・注意点
年間取引報告書 CSVダウンロード 年間の損益概要を把握するための参考資料。申告にはこれだけでは不十分。
約定履歴 CSVダウンロード 「取引所」での売買履歴。詳細な損益計算に使用。
売買履歴 CSVダウンロード 「販売所」での売買履歴。APIでは取得できないため必須。
APIキー API連携 「取引所」の取引を自動連携。販売所や入出金履歴は取得不可。

年間取引報告書CSVの取得方法

まず、年間の取引概要がまとめられた「年間取引報告書」を取得します。

  • Step 1: bitbankにログインし、画面右上の人型アイコンをクリックし、メニューから「資産」を選択します。
  • Step 2: 資産画面の下部にある「年間取引報告書」タブをクリックします。
  • Step 3: 確定申告の対象となる年度を選択し、「CSVダウンロード」ボタンをクリックしてファイルを保存します。

取引履歴CSV(約定・売買)の取得方法

次に、正確な損益計算に不可欠な「取引所」と「販売所」の取引履歴を取得します。

  • Step 1: 画面右上の人型アイコンから「データ」を選択します。
  • Step 2: 「約定履歴」または「売買履歴」のタブを選択し、通貨ペアと期間(例: 2024/01/01〜2024/12/31)を指定します。
  • Step 3: 「抽出」ボタンを押し、ステータスが「処理中」から「CSVダウンロード」に変わったらクリックしてファイルを保存します。
  • Step 4: 【重要】「売買履歴(販売所)」のCSVは一度に500件までしかダウンロードできません。取引が多い場合は、期間を区切って複数回ダウンロードする必要があります。

【重要】API連携だけではNG!CSVの併用が必須な理由

bitbankの確定申告で最も注意すべき点は、API連携だけでは全ての取引データを網羅できないことです。

API連携とCSV補完の要否
データ種別 APIで取得可能か? CSVでの補完が必要か?
取引所の売買履歴 ✅ 可能 不要
販売所の売買履歴 ❌ 不可 ✅ 必須
暗号資産の入出金履歴 ❌ 不可 ✅ 必須
貸して増やす(レンディング)報酬 ❌ 不可 ✅ 必須
bitbank申告の最重要ポイント

API連携は「取引所」のデータ取得に非常に便利ですが、「販売所」の取引や入出金、レンディング報酬のデータが完全に抜け落ちてしまいます。これらのデータが漏れると正確な損益計算ができず、過少申告による追徴課税のリスクに繋がります。必ずAPI連携と合わせて、必要なCSVファイルをダウンロードし、併用するようにしてください。

損益計算の3つの選択肢

収集したデータをもとに損益計算を行いますが、主な方法は3つあります。

1. 国税庁Excel(無料)

  • 概要: 国税庁が提供するExcelの計算書を使い、手動で取引データを入力する方法です。
  • メリット: コストはかかりません。
  • デメリット: bitbankのように複数のCSVからデータを転記する必要があり、非常に手間がかかります。手入力によるミスも発生しやすく、推奨されません。

2. ZEIbit.AI by GMO(自動計算)

  • 概要: AIを活用した暗号資産の損益計算サービスです。
  • メリット: API連携とCSVアップロードの両方に対応しており、bitbankの全取引データを自動で集計し、正確な損益を計算します。DeFiやNFT取引、日本独自の税制にも準拠しており、最も効率的で安心な方法です。
  • プラン: 年間取引50件までは無料で利用可能です。

3. 税理士に依頼(有料)

  • 概要: 暗号資産に精通した税理士に計算から申告までを依頼する方法です。
  • メリット: 取引が数千件に及ぶ場合や、法人の申告など、複雑なケースに最適です。
  • デメリット: 費用(相場: 5万円〜30万円以上)が高額になります。
AI tax calculation service ZEIbit.AI

AIでかんたん確定申告

ZEIbit.AIはGMOインターネットグループが提供する暗号資産のAI損益計算サービスです。bitbankのAPI連携とCSVアップロードに両対応。面倒な損益計算はAIにおまかせください。

公式サイトで詳しく見る

bitbank × ZEIbit.AIで申告準備を90%時短する手順

APIとCSVの両方が必要なbitbankの申告こそ、損益計算ツールの真価が発揮されます。ZEIbit.AIを使った具体的な手順を見ていきましょう。

  • Step 1: ZEIbit.AIに無料登録
    公式サイトからメールアドレス等で簡単に無料登録します。
  • Step 2: bitbankのAPIキーを接続
    ZEIbit.AIの「データ連携」画面でbitbankを選択し、参照権限のみのAPIキーを接続します。これで「取引所」のデータが自動で取り込まれます。
  • Step 3: 不足データをCSVでアップロード
    次に、bitbankからダウンロードした「売買履歴(販売所)」「入出金履歴」などのCSVファイルを同じ画面にアップロードします。
  • Step 4: 「損益計算」をクリック
    APIとCSVのデータが揃ったら、「損益計算」をクリック。AIが全ての取引を自動で名寄せ・集計し、損益レポートを生成します。
  • Step 5: e-Taxで申告
    生成されたレポートの所得金額を、e-Taxソフトに転記すれば申告準備は完了です!

よくある質問(FAQ)

bitbankの「年間取引報告書」に損益額が書いてあるので、この数字だけで申告してはダメなのでしょうか?

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年間取引報告書はあくまで1年間の損益の「参考値」です。税務申告においては、個々の取引の詳細な記録に基づき、定められた計算方法(移動平均法または総平均法)で所得を計算する必要があります。報告書の数字だけではその根拠が示せないため、必ず取引履歴CSVを用いて詳細な計算を行ってください。

もし、うっかり販売所のCSVをアップロードし忘れたらどうなりますか?

🤔
🎓

それは非常に危険です。販売所での取引利益が計算から漏れてしまうため、所得を実際より少なく申告する「過少申告」の状態になります。税務調査で指摘された場合、本来納めるべきだった税金に加えて、「過少申告加算税」「延滞税」といったペナルティが課される可能性があります。データの取り込みは漏れなく慎重に行いましょう。

今日のまとめ: bitbankの確定申告は「API+CSVの併用」が鍵!

bitbankの確定申告を成功させるためのポイントは、以下の3つです。

  • ① データ収集: API連携だけでなく、必ず「販売所」「入出金」などの取引履歴CSVもダウンロードし、両方を揃えることが絶対条件です。
  • ② 損益計算: 複数のデータを正確に合算する必要があるため、ZEIbit.AIのような自動計算ツールの利用が最も安全で効率的です。
  • ③ 申告: 計算結果を元に、期限内(令和7年分は原則2026年3月16日まで)にe-Taxで申告を完了させましょう。

🚀 今すぐ行動! まずはZEIbit.AIの無料プランでbitbankのAPIを接続し、忘れずにCSVファイルもアップロードして、正確な申告準備を始めましょう!

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※本記事はAI(人工知能)を活用して自動生成された内容を含んでいます。記載内容の正確性や最新性には配慮しておりますが、必ずしも完全性を保証するものではありません。また、情報は作成時点のものであり、最新情報および重要な判断の際は、公式情報や専門家の確認もあわせてご参照ください。

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